夏の持ちネタ就職力完成研修inヨーロッパ2010

エントリーシート・面接で自信を持って語れる!


~2010年夏休み開催決定! 高田塾塾長同行の下、イタリア・ドイツ・デンマーク12日間の体験を通して持ちネタを作り、「就職力」「自分力」を高めよう!~
夏の持ちネタ作り・就職力完成研修inヨーロッパ2010

終了しました。


【2010年夏の予定】 j_gassyuku01.jpg
★就職活動のエントリーシートや面接でアピールできるような自己PRの持ちネタを作りたい人!
☆ヨーロッパを列車やバス、自転車で自由に巡りたい人!(自転車は希望者のみ)
★高田塾長の下で夏休みにとことん「就職力」「自分力」を磨きたい人!
☆学生時代のステキな思い出を残したい人!                                                  
説明等も随時いたしますのでご相談ください。


【期間】
事前・研修>2010年7月10日(土)全体研修、その他個人研修3回(日程相談)
現地・研修>2010年8月1日(日)~8月12日(木)
(★原則として個人で手配。希望者は幹事学生が中心となり往復チケットを共同購入)

事後・研修>8月21、28日(土)(事前・事後研修とも日程変更可)


【内容】j_gassyuku05.jpg
現地研修は、基本的に現地集合&解散の自由行動。但し塾長も共同購入に加わり、成田から一緒に行動。現地では、原則として本場・ヨーロッパのユースホステルに宿泊、毎朝・夕にミーティングルームなどで報告会を開き、希望者は体験を利用しての面接訓練やエントリーシートの書き方など塾長の直接指導が受けられます。お互いに、日に日に成長していくのが分かります。
道中、様々な課題が課され「ただの旅行」で終わらない面白い発見、出会い、経験を通して就職での持ちネタが生まれ、自信が付きます。事前、事後研修により、持ちネタが確立し、自分の就職先も明確になります。
学生生活の中でも、思い出に残る有意義な体験となり、友情も生まれます。
移動は自転車、電車、バス、歩きなど各自好きな交通手段を利用。(自転車利用者は各自用意)

【コース】
8月1日(日)昼  日本 東京 ・ 成田空港発 (共同購入組)

8月2日(月)朝 イタリア・ローマ着(コロッセオ、バチカン、サンピエトロ寺院など)/18:00ユースホステルのオステロ・デル・フォロ・イタリコ(現地集合)

8月3日(火)↓フィレンツェ(ピサの斜塔、ヴェネツィア、ミラノなど日帰りも)

8月4日(水)夜~ヨーロッパ特急夜行~

8月5日(木)↓朝 ドイツ・フランクフルト(ゲーテ博物館等各種博物館、中世の学生街&古城都市ハイデルベルグ日帰りなど)

8月7日(土)↓ドイツ・ケルン(大聖堂・ショッピングモールなど市内や近郊サッカー都市、自転車エコ都市ミュンスター、ベルリンなど) 

          ~ヨーロッパ特急夜行~

8月9日(日)↓朝 デンマーク・オーデンセ(アンデルセンの故郷、記念館、ヨーロッパ的地方都市の繁華街など)/夕方 ボーゲンセ(港町、在デンマーク40年の日本人経営全寮制専門学校体験&泊)

8月10日(月)↓午後 デンマーク・コペンハーゲン(人魚姫像、世界最古のテーマパークのチボリ公園、世界初の歩行者天国ストロイエなど)

8月11日(火) (現地解散)コペンハーゲン発(共同購入組)

8月12日(水)↓朝  日本 東京 成田空港着


【費 用】  指導研修費(事前4回・事後2回の研修含む):100,000円(申込時50,000円、事前研修までに50,000円)  直接払い又は・振込(三井住友銀行神田支店(普通)1218215 高田塾)
●その他、往復航空運賃、現地交通費など実費計150,000~180,000円ほど、宿泊&生活費1日3,500円程度(実質10日間)*航空(機内食付き)・鉄道チケットは原則的に個人手配ですが、共同購入も可能です。幹事学生が相談に乗り、協力します。

=================================================================
 j_gassyuku04.jpg

就職力完成研修inヨーロッパの感想文

初めての海外で、わからないことだらけなのに、一人で行動しなくてはならず、とても不安でした。
 最初の国デンマーク(注。この年はデンマークからスタート)では駅員さんにも伝えたいことが伝えられず、とても苦労しました。しかし、何回か聞いていくうちになんとかわかるようになり、2カ国目のドイツでは、ケルンから列車で4時間もかかるベルリンへ一人で行くことができました。フランスでは、地下鉄を利用して移動しましたが、人に聞きながら目的地に着くことができました。語学よりコミュニケーション力を体感しました。
 今回の旅の目的は「たくさんの人に話しかけ、取材をする」ことでした。一人で行動する力はつけられたと思います。海外の良い所、悪い所を知り、いろいろな体験ができたことも良かったです。(3年、女)

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

今まで私は日本の中で、何不自由ない生活を送ってきた。たった2週間弱だけれど、日本とデンマーク・ドイツ・フランスの違いを痛感させられた。治安の悪さはもちろん、国ごとによる人々の考え方の違い、風土、文化など様々な違いがあることを体で感じることができた。
また、ユースホステルに泊まることで、様々な国の人達との出会いがあることがすばらしいことだと思った。やっぱり、日本人と比べてコミュニケーションがうまいし、日本人の見習うべきところも多かった。
自分はもともと、コミュニケーションをとることが苦手なのに、簡単な単語や身ぶり・手ぶりだけで通じ合うことができてすごく嬉しかった。自分自身、成長できたと思う。(3年.男)

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

旅の醍醐味は「出会い」だと思う。その意味では、日欧文化学院副校長の銭本さん(元サンケイ新聞記者)、ゆかりちゃん、アンディやエビア達、寮に住むみなさん。一緒に旅行をした学生達。誰もから本当にいろいろと学んだ。
 デンマークで日本人が運営する学院。共生という言葉があてはまる面白い場所だった。
今回の研修は皆、就職活動と同時進行。それでも、自分に足りない何かを摑みたい、と参加していた。昼間は、どこまでも一人で歩き回り、夜はレポートに向きあう。あふれ出すくらい強い感情を持っている子もいた。人づきあいが苦手だと言いつつ、熱い心で話しかけてきてくれた。そういう仲間との「出会い」の場でもあった。
慣れない、言葉も上手く通じない国で一人で目的を果たす。全然簡単じゃない。でも、厳しい時や大変な時の思い出は、不思議と思い出に残る。人と関わると、何倍も思い出は濃くなる。そしてそれが成長の糧になる。
 だから、旅はやめられない。まだ見ぬ誰がとの出会いが、世界のどこかで待っている。(院生.女、NHK内定)

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

ドイツの自転車都市・ミュンスターにて、道案内をしてくれた男性アンドレが、日本から持っていったサッカーボールへのサイン第一号になってくれた。彼は日本の宇都宮にて滞在経験があるらしく、ありがとうのお礼が通じた。その後も、ソーセージ屋の女店主サンドラ、イタリアに入り、ミラノの駅前広場ではモロッコ人出稼ぎ労働者の男性ザカイアとアディスに話しかけた。旅も九日目、増えたサインを数えると三十人以上になっていた。
 ユースホステルへの帰り道、サッカーをするイタリア人少年八人と出会う。私のボールを興味深げに見ていた。声をかけるとゲームに混ぜてくれた。彼らの母親たちは私を不信そうに見ていたが、挨拶をし、日本でサッカーをしていると話すと、安心してくれたのか、皆でサインしてくれて、別れ際に記念写真まで一緒に撮ってくれた。
ボール一つから生まれる出会い、深まるコミュニケーション。サッカーを通じて人との触れ合いを感じる旅だった。その大切さは今も机の上に飾ったボールを見るたびに、考えさせられる。(4年女、有力不動産会社内定)

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

直前に格安のクロスバイク(12Kg)を買い、輪行袋に入れて渡航、各都市で自転車を乗り回した。本当に新鮮な体験だった。デンマークで千葉さんの学院を訪ねた時には、片道2~3時間かけ、往復合計60kmを仲間5人と自転車で駆け抜けた。
ヨーロッパでは自転車が日本よりも身近な存在だという事も身をもって体感し、その中からもいくつかの交流も生まれた。世に出る前に、「今しかできない」このような体験ができよかったと思う。(4年.女、業界新聞・制作会社内定)

=================================================================
協力:千葉忠夫さん(在デンマーク、日欧文化交流学院代表)
岩手・一関郊外で赤貧の少年時代を送り、航空自衛隊(松島)を経て、東北学院大学で夜学。1967年に卒業後、福祉を志しリュックサック一つでロシア経由デンマークへ。苦学の末オーデンセ大学を卒業。ノーマライゼーション提唱者バンクミケルセンの指導を受けながら、各施設で体験をつみ、フュン島北部のボーゲンセで若者の社会復帰の家庭学級を開校。さらに全寮制国民高等学校・日欧文化交流学院(現ノアフュンスフォルクフォイスコーレ))を併設、日本を初め、世界各地から18才以上の福祉研修生を短期、長期で受け入れ、日本の福祉にも貢献してきた。ヨーロッパキャラバンも経験豊富。年2~3回帰日して講演活動も。
1998年、毎日社会福祉賞受賞。著書に『人間を愛すればこそ=デンマークから心をこめて=』(自分流文庫刊、絶版)。高田塾との交流も20年以上続いている。

協力:銭本隆行さん(同学院副校長、フリージャーナリスト)
福岡・博多出身。早稲田大学卒。学生時代に福祉を目指し、高田塾生として高田塾長を通して千葉さんと親しくなり、デンマークやイギリス、フランスなどでボランティア活動。卒業後は、時事通信記者、産経新聞社会部社会部記者として活躍、2007年家族と共にデンマークへ。現在、同学院を支えながら、ジャーナリストとして日本のメディアに寄稿したり、講演活動をしている。