研修報告

定員通り、5大学から女子8名、男子4名の計12名が参加。航空チケット・ユーレイルパス共同購入組+塾長は、日程通り現地入りしましたが、女子3名は早めに渡欧、現地のユースホステルで合流しました。

帰りも、1名が、どうしてもはずせない予定がありやや早めに帰国、また、男女2名は現地解散して、帰国を伸ばしました。

デンマーク2泊、ドイツ・ケルン3泊、フランス・パリ3泊、ヨーロッパ夜行特急・アルテシアナイト号のコンパートメントで1泊、航空機内1泊の計11日間の旅。自転車を持参したのは、塾長を含めて5名。長距離は列車で移動、それぞれの宿泊地を拠点に、それぞれ自由に単独行動をしようということで、名付けて「集団ひとり旅」。例えば、ケルン滞在中は、もちろん市内で取材活動をする者もいれば、片道4時間～5時間のベルリンや、ローテンブルグへ行く学生も。自転車族は、幅200㍍のライン川の河畔を、30㌔、50㌔とツーリング、ついでに途中からラインクルーズの船で移動したり・・・。

原則として、1泊朝食付き3000円以内のユースホステルに宿泊、朝夕のミーティングに参加するだけの自由行動。あらかじめ、プレセミナーで指導されたように、毎日所定の用紙に報告を書くのが日課。

終わってみれば、参加者それぞれに中身の濃い体験がいっぱい記録され、その後のエントリーシートや課題作文、面接で語れることばかり。

「語学ができなくても、先生が言った通りにすれば交流できるんですね」「異文化体験ができて良かったです」「沢山の海外の友人を作ることができました」など、今回も、全員が大きく成長できた自分力研修となりました。

～2008年夏休み開催！14名(男性8名・女性6名)が参加､塾長同行の下､デンマーク･ドイツ･イタリア･フランスを13日間で回りました。
その体験を通して､取材力､判断力､コミュニケーション力などの｢就職力｣を高めました！～

今回、ヨーロッパ旅行に参加できて本当によかったと思う。今まで私は日本の中で育ってきて、何不自由ない生活をおくってきた。ヨーロッパでは、たった2週間だけだったけれど、日本とデンマーク・ドイツ・フランス・イタリアとの違いを痛感させられた。
　治安の悪さはもちろん、国ごとによる人々の考え方の違い、風土、文化など様々な違いがあることを体で感じることができた。
また、ユースホステルに泊まることで、様々な国の人達が旅行をして、1つの宿に泊まり、またそこで出会いがあることがすばらしいことだと思った。やっぱり、日本人と比べてコミュニケーションがうまいし、日本人の見習うべきところも垣間見れた。
自分はもともと、コミュニケーションをとることが苦手なのに、日本語はもちろん通じない、まして英語もいまいち通じないような人たちと、簡単な英単語や身ぶり・手ぶりだけで通じ合うことができてすごく嬉しかったし、自分自身も成長できたと思う。やはり、自分に自信を持つことが大切だと学んだ。
これから、日本に帰っても、自分に自信をもって、積極的になりたいし、このヨーロッパ旅行で学んだ事を普段の生活から就職活動まで生かしていきたいと思う。

大学3年の男子学生